『休む・その1』では、ママを少し休みましょうねと書きました。 今回は、お子さんが学校を休むことについてです。 私は小・中・高校と通じて、登校したくない日も「行きたくない」と親に訴えたことはありませんでした。 母は常々、登校拒否(昔は不登校の生…
私は幼い頃から、外で遊ばせてもらった機会が少なかったように記憶しています。 母が『遊び=悪』と思いこんでいる節がありました。 ただ、社会人になった時に、私には コミュニケーション能力も、 他者に共感する力も、 気遣う能力も、 人一倍低いと気付き…
何を切り離すかというと、子供を叱る時の親側の感情です。 善悪の区別は、保護者がして見せたり、口で伝えたりして教えていくものですよね。 その時の伝え方です。 私は我が子が幼い頃 『叱る前に考えましょう それは命に関わりますか? また、よそ様にご迷…
不登校の手前の「学校に行きたくない」とグズることを 『登校渋り』 と呼びます。 文科省が定義を示してくれているわけではありませんが 朝になると、登校したくないとグズり、渋ったりすること。 しかし結果的には登校している。 のです。 ですから、不登校…
バウンダリー(Boundary)=境界線 自分自身と他者の間に境界線を引くことです。 アドラー流では『課題の分離』とされています。 あなたの課題、私の課題、と一線を引き、他人の課題を引き受けないことです。 境界線を引くってなぜ?とお思いでしょう。端的に…
2021年3月に発覚した福岡県の篠栗町で、母親と一緒に生活していながら、五歳の男の子が餓死した事件。 ショッキングでしたね。 まだ人生のほんの入り口で、命をなくしてしまった男の子のご冥福をお祈りするばかりです。 最愛のママから水しか与えられずに亡…
昔は 「『抱き癖』がつくから、抱っこはしなくていい」 と言われていましたね。 私も物心ついた時から、両親から 「大好きだよ」 と抱きしめられた記憶はありません。これは30代から上の世代の方々は、ほとんどそうだと思います。 なぜ抱っこをしないように…
今回は、いつもに増してパパ向けよりママ向けのお話になります。 『ワンオペ育児』なんて言葉が生まれるくらい核家族化している現代で、育児はどんなに頑張っても、意外と身近な人から批判や非難されちゃいますよね。 義理のお母さん(姑)から 「抱きグセをつ…
共感する大事さは、その1でちょっとだけ記しましたが、更に深く書きたいと思います。 ④共感する/その1 - Cross・Maria 共感とは読んで字のごとく、相手の気持ちを我が事のように同調することです。 共感することは子育てだけでなく、人付き合いの中でも必要…
私はおしゃべりです。 誤解なきよう付け加えると、 『隠し事が出来ないおしゃべり』というわけではなく 『お話が大好きなおしゃべり』ということです。 多分口は固いですよ(笑) 我が子もかなりおしゃべりです。 幼い頃からペラペラ話していましたし、不思議…
今回は自己肯定感についてです。 私はこの自己肯定感が低いです。 自己肯定感という言葉が世に出始める前から、私は自分を全く好きではない人間なのだと自覚がありました。 そしてそういう気持ちになったのは、親からの愛情不足が原因であることも、わかって…
認知の歪みとは簡単に言えば 思考パターン のことです。個人個人の 『とらえ方の違い』 『考え方のくせ』 をさします。 誰かのちょっとズレた思考を 「その考え方はおかしい」 と決めつけるのではなく、認知が歪んでいると理解してみましょう。 この認知の歪…
「主語は私???そんなの、当たり前だろうよ」と思いますよね。 ここで述べるのは、相手に何かを伝えたい時の 『伝え方』 のお話です。 例えば。 夫に対して 「あなたっていつもそう言うけど、世間的にはその意見はズレてるよ」 と言ってしまえば 「何だと…
前回は、子供を産まなきゃいけないという考えは古いし、価値観の押し付けじゃないか、と書きました。 ただ、これは 『子供を産むか否か選択出来る人側』 からの目線だったので、今回は 『子供を産まなければならない人』 のお話をしたいと思います。 子供を…
以前『待てる親になれ』という記事を読んだ記憶があります。 特に子供が幼いうちは 「早く着替えて」 「早く靴を履いて」 「早くしてよ」 と言いがちです。 我が子は幼い頃はのんびりした子だったので、何をするにしても時間に余裕を持って行動するようにし…
少子高齢化の現代。 うんと昔は7人兄弟、8人姉弟なんて当たり前の時代がありましたよね(昭和初期くらい?)私の祖父母も兄弟がたくさんいました。 家族の間で 「ほら、○○さんの息子さんが……」と親戚の話になっても 『○○さんって、祖母の姉なのか妹なのか?』 …
見直す=リフレーミングといいます。 物事の枠組(frame)を別の枠組(re-frame)で見直す、ということです。 物事はいろんな側面を持っています。そしてそれは、人間の性格にも言えることかもしれません。 『雨が降ったらいやだな』 と思ってしまうことを 『久…
傾聴とは心理学のテクニックのひとつでもあります。 私はスクールカウンセラーの先生と話をしていたら、対話中に 「あ、これは相手が悪いんだ」とか 「子供がいちばん苦しいんだな」とか 出来事に対して客観視出来るようになりました。 こういう表現で正しい…
思春期に入ると、男女問わず、お子さんは『生意気になり』『反抗的になり』ますよね。 ちょっと注意すれば 「うるせえ、クソババア」 と返ってきますし、むしろ 「……………………」 と無言で睨まれたりもするでしょう。 みなさんは、そういう時、どうしていますか…
今から書き記す事は、実は我が子から教わりました。 我が子が小学生の頃の長期休暇(夏休み・冬休み・春休み)は、わりといろんな場所を連れて回りました。 今はお金をかけなくても、楽しめるうえにお勉強にもなる、といったイベントや場所がたくさんあります…
『言い換える』って一体何を?ってお考えでしょう。 子供に向けて注意する言葉、理解させたい言葉を『言い換える』のです。 思ったままを口にするのではなく『言い換える』 私達大人でも、思った事を全て口にしていたら、世の中成り立ちませんよね。 職場や…
共感すると一言で言うと、とても簡単なんですが。 子育てにおいては、なかなか難しいんです。 『聴く』のも大変ですが、 『共感する』も大変です。 『聴く』⇒『共感する』はちょっとステップアップしたと考えたら、わかりやすいかもしれません。 例えば、学…
皆さんは、お子さんが何かを訴えてきた時は、どうしていますか? A:「学校で◯◯くんが意地悪する」 B:「先生からすごく怒られた」 Aについての親側の返答ですが 「気にしなくていいじゃない」 「やられたらやり返しなさい」 「意地悪されて黙ってたの?」 Bに…
思春期の子育てって、悩みが尽きないですよね。我が家も毎日悪戦苦闘しています。 私は臨床心理士ではないので、ここで書くことは全て『経験上』のことであり、 カウンセラーの先生にご相談して『教えていただいた』結果を書くだけです。 決して我が家の子育…
どこにでもいる普通の主婦が、普通の悩みを普通にだらだら書きます。 「へえ、なるほど、そんなやり方があるんだね」と参考にしていただいたり 「そういうことあるよねー」と共感いただければ幸いです ♪ヽ(´▽`)/
昨今、教育虐待という言葉を、ニュースや雑誌で目にすることが増えてきました。 教育虐待 だなんて、ドキッとしますよね。 教育と虐待は相反する単語ですから。 提唱する方によっては 『エデュケーションハラスメント』略して『エデュハラ』と名付けていたり…