以前『待てる親になれ』という記事を読んだ記憶があります。
特に子供が幼いうちは
「早く着替えて」
「早く靴を履いて」
「早くしてよ」
と言いがちです。
我が子は幼い頃はのんびりした子だったので、何をするにしても時間に余裕を持って行動するようにしていました。
幼稚園では
「それが正解、この子は急かしちゃいけない子よ」
と先生に褒められて嬉しかったことも覚えています。
子供はわざとゆっくりしているわけではないらしいのです。
そのスピードでしか動けない
んだそうです。
だから『待てる親になれ』なのです。
実は
子供のスピードに合わせる=子供のありのままの姿だと受け止める
ことであり、これは子供の自己肯定感を高める行動のひとつです。
何しろよく考えてみたら
「早く着替えて欲しい」
という気持ちは
「時間がない」
「急いでいるのに」
「見ていたらイライラする」
といったような大人側の勝手な都合であり、価値観の押し付けに過ぎないように思えます。
また、私達大人が何かに悩んで、最適な解決法が見つからない時に
「しばらく流れに身を任せよう」
なんてこともありますよね。これもひとつの『待ち』ですよね。
年齢や成長に応じて、出来る事も増えていきます。
それまで子供のスピードに合わせて、見守っていく(待つ)ことも親の愛情なのかもしれませんね。